公開画面調査とは
ネットワーク(インターネット) からアクセス可能な、システムの管理用コンソール(公開画面)の存在を調査し、不正アクセスの危険にさらされているかどうかを把握して対策を取れるよう支援します。どのIPアドレスで管理用ネットワークポートが開かれているのか?という基本的な情報にプラスして、ネットワークに公開されている画面情報をご提示することで、組織内の管理用コンソールの実状を視覚的に把握していただけます。
サービスのメリット
管理者が認知していない管理画面まで調べられる
不正アクセスされる前に対処ができる

あなたのシステム管理用コンソールは犯罪者に開かれていませんか?

昨今、WebサーバーやCMS、その他IT機器の管理用コンソールが不正アクセスされる事案が急増しています。これらの不正アクセスは組織の機能が麻痺、マルウェアの感染の原因になるなど、深刻な問題を惹き起こしかねません。
では、なぜこのような事態が起きるのか?
- 特殊で高価なセキュリティツールを導入していないから?
- 高度に専門的な知識を持ったエンジニアが組織にいないから?
- 犯罪者が高度な知識を持っているから?
いいえ、どれも違います。
このような不正アクセスの原因の大半は、単純な設定ミス、設定忘れです。本来、組織外からアクセスされるべきではない管理用コンソールが誰からでもアクセス出来てしまう、たったそれだけのことがあなたの組織に大問題をもたらすのです。
KDLでは、そのように外部に公開されている管理用コンソールを公開画面と呼んでいます。そして、組織内に外部に開かれている公開画面がどれくらいあるかを調査するサービスを公開画面調査として提供しています。
- 調査の際、組織のネットワーク情報のご提示をお願いします。
- ご自身が管理されていないネットワークの調査はお受けできません。
- ネットワーク構成により、調査が実施不可能な場合があります。

こんな方におすすめ
- 組織のIPアドレスが、どのように使われていているのか正確に把握出来ていない
- システムの管理設定をベンダーに任せているがどうやってアクセスしているのか把握していない
- 公開サーバやシステムを自由に構築できる環境だが、個別の設定がどうなっているかわからない
サービスのメリット
- 管理者が認知していない管理画面まで調べられる
-
ネットワークをフルスキャンして調査しますので、人の思い込みや勘違い、設定ミスなどが原因で放置されているシステムも調査できます。
- 不正アクセスされる前に対処ができる
-
管理画面が誰でもアクセス可能なネットワークに公開されていたためにシステムを改ざんされるといったトラブルに先手を打てます。
導入の流れ
- 機密保持契約の締結、情報提供
- お見積
- ご発注
- キックオフミーティングの実施
- ネットワーク情報のご提出、ならびに、必要事項の確認
- 調査(おおよそ2週間から3週間程度)
- 報告書作成
- 報告資料を使用し、報告会にて調査結果報告します
価格
参考価格:99万円(税抜)~
- 上記に含む内容(事前相談・調査・報告書・報告会)
関連サービス





ブログ
-
【利用者編】AIシステム導入時のセキュリティは何を考慮すべき?生成AIのセキュリティリスクと対策について解説します
前回のブログでAIを使ったシステムを構築する際のセキュリティリスクに関して解説しました。今回は利用者側の場合はどのような点に気を付ければよいか解説します。 前回のブログをまだ読んでいない方は是非お読みいただければと思います。 生成AI利用時の… -
【構築編】AIシステム導入時のセキュリティは何を考慮すべき?セキュリティリスクと対策を具体例交え解説します
AIを使った業務が急速に普及しつつある昨今ですが、「セキュリティ対策が追い付いていない」、「セキュリティ対策ができているのか不安がある」といったお声も良くお聞きします。幅広い業界のお客様にセキュリティコンサルティングを実施してきたProactive… -
テレワークをすると何が危険なのか?テレワークセキュリティのリスクについて【第三回目】~ガイドラインを使ってテレワーク環境のリスク確認する方法~
前回、前々回のブログでは、テレワークにより発生しうる様々なリスクと対策について紹介しました。まだ読んでいないという方はぜひお読みいただけると幸いです。 第一回目:テレワークセキュリティの必要性、何が危険なのか?(前編) 第二回目:テレワー…